矯正歯科

矯正は何歳からできますか？

矯正歯科治療に年齢制限はありません。歯の健康状態が良好で、支えている顎の骨がしっかりしている状況にあれば、基本的に年齢制限はなく治療を受けていただくことができます。子どもの矯正歯科治療（小児矯正治療）に関しては前歯の生え替わりが終わり切らない頃に始めるのが良いとされています。その時期は、歯並びを改善するための様々な予防措置や顎の骨の成長を誘導することが出来る時期だからです。

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  大人の矯正歯科

  永久歯がすべて生え揃ったあとに行う、歯列矯正になります。子どもでも12歳～13歳以降からは大人と同じ矯正方法になることがほとんどです。

  大人の矯正歯科

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  子どもの矯正歯科

  顎の成長に合わせ、歯並びの矯正を促し永久歯が生えてくるスペースを確保できるようにします。

  子どもの矯正歯科

大人の矯正歯科

矯正治療と聞くと小児期に受ける治療だとお考えの方は多いのではないでしょうか？
実は、歯や歯周組織に深刻な問題がなければ、成人でも安心して矯正治療を受けることが可能です。特に成人の矯正治療には小児矯正にはない独自の利点も存在します。それは治療を決めるかどうかを、患者様ご自身で判断できることです。自らの意思で治療を決めた患者様は矯正へのモチベーションが高く、理想的な歯の配置を実現しやすい傾向にあります。

部分矯正

部分矯正は、前歯やすきっ歯など特定の範囲や症例において効果を発揮する矯正治療です。
適応可能な症例は限られますが、全ての歯を整えるよりも「費用が抑えられる」「治療期間が短い」などの利点があります。部分矯正が可能かどうかは患者様ご自身では判断が難しいので、まずは事前のご相談をお勧めします。

Point.1気になる部分を低コストで

部分矯正は患者様のご要望に応じて、前歯だけ、隙間のある部分だけ、下顎の歯だけなど特定の部分だけ矯正を行えます。そのため本格的な矯正治療とは異なり、治療手順や装置に制限があります。だからこそリースナブルな価格での治療が可能となります。

Point.2短期間の歯列矯正

全体的な矯正には数年の時間がかかります。一方で部分矯正は「特定の部分だけ」を動かすのが目的なので、治療期間も短縮します。症例にもよりますが、数ヶ月程度で治療を終えられることもあるため、面接や結婚式などのイベントを直近に控えている方におすすめです。

Point.3目立ちにくいマウスピース
矯正も利用可能

矯正治療と聞くと「外から見ると金属部分が目立ってしまう」とお考えの方も多いかもしれません。その際当院では、部分矯正に関しても透明なマウスピース（アソアライナー）を用いた矯正治療をご提案可能です。症例によっては難しい可能性もありますが、マウスピース矯正は装置が透明なので、周りから矯正治療を受けているとほとんど気づかれません。

全顎矯正

全顎矯正とは口腔全体に対して行う矯正治療のことです。「歯列矯正」と聞いた際、多くの方がイメージするのがワイヤー式の装置を使用した全顎矯正だと思います。現在はクリアブラケットやホワイトコーティングワイヤーを使用することで以前のような金属色が見えること無く目立たない装置が主流です。

マウスピース矯正について

当院では透明なマウスピース（アソアライナー）を用いる矯正治療もご提供可能です。装着しても透明なので、他人に矯正治療を受けていると気づかれにくい傾向にあります。またワイヤーを用いた矯正よりも、痛みや圧迫感を軽減できる可能性があります。「無理なく矯正治療をしたい」「矯正に興味があるけれど目立ちたくはない」という患者様は、ぜひ当院までご相談ください。

成人矯正で扱う矯正装置

審美ブラケット矯正（クリアブラケット・ホワイトワイヤー）

審美ブラケットは、歯と同系色のブラケットを用いた表側矯正治療のひとつです。通常の表側矯正で用いられる銀色のブラケットとは異なり、目立たずに歯列矯正を行うことができます。さまざまな症例に活用できますので、矯正治療において装置が目立つのを気にする方におすすめです。

費用

【部分】330,000円～660,000円（税込）　【全顎】950,000円～1,100,000円（税込）（期間により異なる）

回数／治療期間

【部分】月に1回来院／6ヶ月～1年　【全顎】月に1回来院／2年半～3年

Merit メリット

• ブラケットもワイヤーも金属色が無く目立ちにくいです

Demerit デメリット

• 自費診療のため、保険が適用できません
• メタルブラケットより費用がかかります

マウスピース矯正装置

マウスピース矯正は「目立ちやすい」「汚れが付着しやすい」など従来のワイヤー矯正のデメリットを解消した矯正装置になっています。透明な装置のため、装着しても外から気づかれる心配がありません。取り外しも簡単なことから、食事や歯磨きも普段通り行えます。このようなメリットから、世界中で多くの方にご利用いただいています。

費用

上下で880,000円～1,100,000円（税込）

回数／治療期間

【部分】6ヶ月～2年半

Merit メリット

• 透明なので治療中であることが気付かれにくくなります
• 金属アレルギーの心配がありません
• 取り外しができるので、ケアがしやすくなります
• 取り外しができるので、装着時の圧迫感や痛みは少なくなります
• 通院回数が少なく済みます

Demerit デメリット

• 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
• お手元に届くまでに1ヶ月以上のお時間をいただく場合があります
• 患者様の症例によっては使用できない場合があります
• 一日の中で、長時間装着していただく必要があります

子どもの矯正歯科

乳歯が生えてきた段階から歯科矯正に取り組んでおくと、永久歯が正しく生え揃う土台を作れます。歯並びも整うので歯磨きがしやすく、将来の虫歯や歯周病の予防効果も期待できます。
当院では小児矯正の経験が豊富な医師が、お子様の成長に合わせた矯正歯科治療のプランを提案いたします。もし歯並びのことで少しでもお困りであれば当院にお気軽にご相談ください。

費用

440,000円～550,000円（税込）

回数／治療期間

月に1回来院／生え替わりが終わるまで

小児矯正の時期から始めるメリット

Point.1顎の成長をコントロールし、バランスが整う

成人になると顎の成長は止まります。しかし小児期は顎が成長している最中なので、その力を矯正治療に生かすことができます。顎の成長を適宜調整すれば、骨格的な偏りが緩和されて、上下の顎の位置を改善する効果が期待できます。

Point.2虫歯や歯周病になるリスクを軽減

小児矯正によって歯が整うと、歯間の凹凸が少なくなり、ブラッシングが容易になります。結果的に磨き残しが少なくなるので、虫歯や歯周病の可能性を減らすことができます。また、噛み合わせも整うと、特定の歯にかかる負担が緩和されて、健康な歯を長期にわたって保つことが可能です。

Point.3抜歯を回避できる
治療計画

小児矯正は、成人矯正において健全な歯を抜く可能性を最小限に抑えられます。その理由は小児矯正によって顎の幅を拡げたり、奥歯を後ろに調整したりすることができるからです。新しく生えてくる永久歯のためのスペースを確保できれば抜歯を回避できます。

小児矯正で扱う矯正装置

床矯正

永久歯の生えるスペースを確保できない場合には床矯正がお勧めです。拡大床と呼ばれる装置を用いて、永久歯が生え揃うための顎の幅を確保していきます。成長期特有の顎や筋肉の成長する力を利用するので、痛みや違和感を抑えつつ矯正歯科治療が可能です。

Merit メリット

• 成人になってから抜歯をせずに矯正を終えられる可能性が高まります
• 治療の痛みが少ないです
• 取り外しが出来るので、食事の際に困りません
• 取り外しが出来るので、ブラッシングがしやすいです

Demerit デメリット

• 公的医療保険が適用されない自費診療になります
• 混合歯列期6歳〜11歳くらいの子どもが対象です
• 装着時間が少ないと十分な治療効果が得られません

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯にひとつひとつブラケットと呼ばれる装置を歯科用の接着剤で装着し、そのブラケットに主線のワイヤーを通し、ゴムや結紮線と呼ばれる細いワイヤーで歯を動かす力をかけて矯正治療をする方法です。

Merit メリット

• 幅広い症例に対応しています
• 最も症例数の多い矯正装置のため安心です

Demerit デメリット

• 自費診療のため、保険が適用できません
• 銀色のワイヤーだと金属なので目立ちやすい傾向にあります

歯並びを乱す悪癖の除去

当院では小児矯正治療の一環として、口腔筋機能療法（MFT）を提供しています。歯の配置は、遺伝以外にも指しゃぶり、口呼吸、舌の使い方などの習慣によっても影響を受けます。これらの口癖を改善するためのトレーニングがMFTです。口周囲の筋肉をトレーニングし、歯の配置を悪化させる原因を解消することを目指します。

小児矯正についてのお悩みはこちら

小児矯正に関しては矯正を専門とする歯科医師が矯正の治療・相談を受け付けています。ご予約を取っていただけるお時間は矯正医のいる時間帯ですとスムーズに対応可能です。

• 第2、4木曜日午後
• 第4土曜日午前中

※上記は全顎矯正の場合。部分矯正に関してはどのお時間帯でもご相談ください。
ただ場合により、受付ができる状況が変わることもありますので、以下よりお電話でお問合せ時にご確認いただけたらと思います。